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麻疹(はしか)の流行に注意してください

 3月14日につくば市在住の男性が麻疹と診断されました。ご本人は自宅にて静養中で快方に向かっております。
 麻疹は飛沫感染及び空気感染し、感染力は強力です。一般に発熱の1日前から解熱後3日間はウイルスを排泄するといわれています。また潜伏期は10~14日といわれています。
 麻疹に対する特異的な治療薬はなく、2回のワクチン予防接種が有効です。
 本学教職員等が感染した場合は、保健所の指示に基づき、健康調査に協力することになりますので、その旨、ご承知おき願います。

1)これまで麻疹にかかったことがなく2回の予防接種を受けていない場合
発熱(37.5度以上)を伴う咳や鼻水の症状が生じた場合は登校や出勤を見合わせてください。発疹が出た場合には、医療機関に直接受診することはしないでください。まず保健管理センターか、もよりの医療機関に症状などを電話で伝えて相談してください。

2)麻疹と診断された場合
絶対に登校・出勤をせず、電話で当該支援室及び保健管理センターまで連絡してください。 解熱後も3日間は登校・出勤をしないでください。

3)一般的な注意事項
保健管理センターでは保健所の指示に基づき接触した教職員、学生などについては連絡を取り、健康調査を進めます。健康調査の対象とならない教職員、学生は接触はなかったものと考えられますが、念のため過去の予防接種歴を母子手帳などで調べて頂き、2回ワクチンを接種していれば、まず麻疹に罹ることはないと思われます。麻疹罹患歴や予防接種歴が不明な場合には2回の予防接種を行うことを推奨します。

4)発症者の報告をうけた教職員、部活動責任者等
保健管理センターに連絡してください。
  保健管理センター連絡先 029-853-2401(内線2401)
なお、夜間・休日の場合は、附属病院救急外来(029-853-3110もしくは3860)に電話してください。

詳しい情報は下記のリンク先をご参照ください。
「学校における麻しん対策ガイドライン」(PDF)
 (監修 文部科学省・厚生労働省、作成 国立感染症研究所感染症疫学センター)

2019年3月19日 | Author: 保健管理センター