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インフルエンザについて

今冬のインフルエンザは、1週間に報告されるインフルエンザ患者数が1999年の調査開始以来3週連続で最多を更新するなど、過去に例のない大流行が続いています。特徴はA型とB型が同時に流行していることです。学校保健安全法では、インフルエンザに罹患した場合、「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで登校はできない」ことになっております。職員におかれましても出勤については同様ですので、ご留意頂きますようお願い申し上げます。
なお、保健管理センターではインフルエンザ感染の検査を行っておりませんので、必要な場合には他の医療機関への受診をお願いいたします。

【現在の茨城県のインフルエンザ流行状況】 2018年2月15日更新
平成30年第6週(2月5日~2月11日)における茨城県のインフルエンザ定点当たりの患者報告数は40.62(平成30年5週は51.71)とやや減少しました。しかし、引き続き流行警報開始基準値(定点当たり30人)を超え、茨城県内で大きな流行が継続しております。
【対策】
学生、教職員の皆様は、「こまめな手洗い」(特に帰宅時など)、「咳エチケットの実践」等の予防対策をお願いいたします。
インフルエンザ感染が疑われた場合には、早めに休んで医療機関を受診しましょう。インフルエンザには特異的に効く薬があり、早く正しく診断し、治療をすれば、治癒までの期間が短くなります。
<インフルエンザに関する報道発表資料>
 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<茨城県感染症情報センター>
 http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/idwr/index.html
【登校・出席・勤務との関係】
インフルエンザは感染症法では、五類感染症になっており、学校保健安全法では、第二種の感染症に指定されており、インフルエンザについては「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」登校はできない、ことになっております。
【インフルエンザとは】
インフルエンザウィルスを原因とする呼吸器感染症をさします。普通の風邪とは重症度が違います。
【潜伏期間】
1~3日。
【症状】
発熱、頭痛、咳、咽頭痛、鼻水、筋肉痛など。おう吐、下痢など消化器症状が見られる場合もあります。通常のかぜに比べて高熱、全身倦怠感などの症状が強く出ます。私見では、全身症状が強い割に、咽頭痛が軽い(あるいは無い)気がします。
【インフルエンザウィルス】
A型、B型、C型がありますが、流行しているのは、A型H1pdm09(2009年に流行した新型インフルエンザ)・AH1N1亜型(ソ連型)、AH3N2亜型(香港型)、B型です。
【感染の仕方】
「飛沫感染」(患者の咳やくしゃみ中のウィルスを吸い込むことで起きる感染)、「接触感染」(ウィルスが付着したものに触った手で、口や鼻に触れることで起きる感染)があります。
【診断】
鼻腔から粘液を綿棒で採取して、抗原抗体反応の原理で、発色させて診断します。数分で診断できます。ただし検査を行う時期が早かったりすると、ウィルス量が十分に増えていないために陰性になってしまうことがあります。
【治療法】
インフルエンザに特異的に効く薬があります。オセルタミビル(タミフル)、ザナビル(イナビル)、ペラミビル(ラピアクタ)、などです。ただし、タミフルは未成年には使用することができません。
【予防のポイント】
①「手洗い」、②「咳エチケット」、③「ワクチン」、です。
手が洗えない場合には、携帯型の消毒ジェルなども販売しています。咳やくしゃみをする場合にはハンカチ、ティッシュ、マスクなどを当てて飛沫が飛び散らないようにしましょう。
【参考サイト】
・厚生労働省 今冬のインフルエンザ総合対策について
  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/
・国立感染症研究所
  http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-map.html
  http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/index.html
・東京都感染症情報センター
  http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/flu/

2018年2月19日 | Author: 保健管理センター