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ヨーロッパ地域における麻しん患者報告数の増加に伴う海外渡航者への注意喚起について

 近年、ヨーロッパ地域において麻しん報告数の増加が確認されていますが、今般、特にイタリアとルーマニアにおける報告数の増加が顕著であることが、ECDC(欧州疾病対策センター)から発表されました(ECDC平成29年第32週感染症状況報告より)。

○イタリアの状況
 本年8月4日の時点で4,087名の麻しん患者が報告されている(昨年は年間861名)。
○ルーマニアの状況
 本年8月4日の時点で6,486名の麻しん患者が報告されている(昨年は年間1,969名)。

これらの状況を踏まえ、海外渡航をされる方は以下の2点をご確認ください。
1.麻しんにかかったことが明らかでない場合、渡航前には、麻しんの予防接種歴を
  母子手帳などで確認し、2回接種していない場合は予防接種を検討すること。
  麻しんの既往歴や予防接種歴が不明の場合は抗体検査を検討すること。
2.帰国後には、2週間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意すること。

参考:
厚生労働省 麻しんリーフレット(出国前の注意事項)(PDF)
厚生労働省 麻しんリーフレット(帰国後の注意事項)(PDF)
・厚生労働省 夏休みにおける海外での感染症予防について
  http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/travel-kansenshou.html
・渡航者向けの「麻しん」の予防啓発活動に「マジンガーZ」を起用
  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000172672.html

2017年9月1日 | Author: 保健管理センター