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エボラ出血熱について

1月14日、世界保健機関(WHO)において、西アフリカのリベリアにおけるエボラ出血熱流行の終息宣言が公表され、約2年間続いた西アフリカの流行における患者間の感染の連鎖は終息したと宣言しました。WHOは、今後の最流行の恐れもあることから、サーベイランスと報告制度を引き続き行っていくこととしています。また、厚生労働省も今般、WHOによる、ギニアにおけるエボラ出血熱の終息宣言を踏まえ、「「西アフリカにおけるエボラ出血熱発生への対応について」の廃止について」(平成27年12月29日健感発1229第1号・生食検発1229第1号)のとおり、ギニアに係るエボラ出血熱流行国としての対応を取りやめたことから、西アフリカに21日以内に渡航又は滞在していたことのみをもって健康監視対象とする対応を取りやめることとしました。皆様におかれましてもこのことを御承知おきいただくとともに、本件について情報共有いただきますようお願いします。
しかし、WHOにより90日間の強化サーベイランス期間に入っていたシエラレオネにおいて、今度は1月12日に死亡した22歳の女性患者がエボラ出血熱に罹患していたことがわかり、1月14日新たな確定患者が1名報告されました。約150人の接触者のうち50人は感染のリスクが高く、感染源については現在調査中です。
2014年3月以降、西アフリカを中心に流行しているエボラ出血熱においては、患者数28,638例、死亡者数11,316例となりました。
なお、文部科学省からはWHOや厚生労働省の今回のエボラ出血熱の終息宣言を踏まえた新たな通知などの動きはないようです。
学内通知 「エボラ出血熱の国内発生を想定した対応について」を踏まえた留学生交流に関する対応 20141113
・エボラ出血熱について
  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html
厚生労働省 エボラ出血熱の国内発生を想定した行政機関における基本的な対応について(依頼) 20141121
文部科学省事務連絡 エボラに関する留学生交流の対応等について(別添入り) 20141031
留学生交流に関する感染症(エボラ出血熱)の対応について(文部科学省) (2014/08/25)
【参考サイト】
 ・外務省海外安全ホームページ
  http://www.anzen.mofa.go.jp/
 ・厚生労働省
  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html
 ・厚生労働省検疫所
  http://www.forth.go.jp/
 ・厚生労働省検疫所-エボラ対応に関するロードマップ(更新22)11月25日
  http://www.forth.go.jp/topics/2014/11251342.html
 ・国立感染症研究所
  http://www.nih.go.jp/niid/ja/
 ・独立行政法人国立国際医療研究センター 国際感染症センター
  http://dcc-ncgm.jp/
 ・世界保健機関(WHO) ※英語
  http://www.who.int/en/
  http://www.who.int/csr/disease/ebola/situation-reports/en/

2016年1月28日 | Author: 保健管理センター